事業に誇りを持てるには

露店の間を縫って神輿巡行
露店の間を縫って神輿巡行

子供の頃、私にとって商売や商売人は魅力的な存在だった。公務員やサラリーマンより、高いステータスがあったような記憶がある。

 

しかし今や、個人事業者は哀れな存在に見える。商店街の衰退、壊滅や地方の疲弊振りを見れば明らかなように、もう存在し得ない状態になってしまっている感がある。


国は創業・起業を促す試みに力を入れているようだが、効果はどうなんだろうか。依然として廃業ばかりが目立つ気がしてならない。


若者や子供達がこぞって、公務員やサラリーマンを望む社会は健全ではない。社会全体として衰退の一途をたどり、あのギリシャのような国家へと向かっていくのだろか。


地方分権を行い、地域を活性化し、大企業を排するなどの大胆な改革と規制を行い、地方の事業者による、地方中心の、地方の発展を促すしくみを根本的に作り直す以外に今の流れや状況を押し戻すことは不可能に思われる。


中央の官僚や役所や東京中心の大企業につらなる地方管理ではなく、地元に立脚した企業と自立する事業者を中心にした地方を全国に作ることではないだろうか。

 

かつて戦後、各地の商店街が栄えていた頃は事業者が国を豊かにする、と言う誇らしい気持ちがあったのではないだろうか。

 

今は戦後(3.11以降)であり、地方に国(地方分権)を作る時である、その中心的な役割を担う、そこに事業者の誇りが存在し、若者や子供達から尊敬され憧れられる形が生まれるのだろう。

 

自立の精神無くして、新しい改革は無い。補助金漬けで自立の精神を蝕むのではなく、事業者の誇りを大切に地域に貢献し、新しい国の在り方に貢献する事業者を育て上げる事が大切である。そんな事業者を尊敬する子供達にさらなる未来を託せる社会を・・・