事業を続ける意味

夕暮れの宝ヶ池と比叡山
夕暮れの宝ヶ池と比叡山
かつては、終身雇用制度に守られ、大企業へ就職すれば一生を平穏に過ごすことが出来た時代が長く続いた。今、時代は変わり、職に就けない、就けてもいつ失うか分からない時代になった。

組織の事情、都合で仕事を中断しなければならない、させられる事態が頻発している。デフレ・円高などの要因や企業の海外シフトが続き、雇用・経済状況が一向に好転しない上に先が見えない。

企業などの組織が弱体化し、漂流する。それが常態化し、正当化される。個人を守ってくれる制度も機能しなくなってきた感がある。

個人に目を向けない組織にひたすら向かうのではなく、強い経営感覚を身に付け、まず一人から始める独自の自己組織を作り、社会に存在させていくことを考える必要もあるのではないだろうか。

これからの時代は企業に属するより、自立して事業を継続する方が、ある意味安定して仕事を継続することが出来る時代になってきたと言えるかもしれない。

人は皆自分の人生を自分の責任で歩まなければならない。事業もそれと同じである。常に収支を念頭に、継続を旨とすることである。

さらに過度の利益を望まない。流れや情勢とは一線を隔すること、故に銀行や専門家をみだりに頼らないことも大切である。

人を大切にし、その繋がりを自然に辿ること、そこに事業を続ける意味と自分の人生があるのである。そしてその先にこそ勝機ではなく商機が必ず訪れるものである。