「人がいい」ではなく「いい人」に

近頃の仕事は担当者の考えややり方や判断が大きく作用する時代になったきた気がしている。担当者、当事者間の裁量のウェートが高くなってきている。

勿論大筋のところでは大きな方針や方向性はあるのだろうが、各自の価値観を大切にするというか、担当者のモチベーションを保つ為もあるのか、上からの指示による組織的な対応はあまり感じられなくなってきた。

直接接触する者同士が、取引相手として受け入れたり選んだりする基準は、信用できる信頼できる、所謂「いい人」ではないだろうか。すなわちいい人で信用、信頼できる人間が仕事相手として選び、選ばれているのである。

まずは選ばれなければ、仕事が出来ない、始まらないのである。

普通の状態での仕事は、言葉で納得させる説明力は最低限必要であるが、それ以上のねじ伏せたり論破することなどの技は不必要なことが多い。

昔から「人がいい」のは利用される、仕事にならない、とよく言われる。人がいいと言うのは、常に自分の利益を犠牲にして、相手の利益を受け入れる人の事を言うのであって、それは決して信用や信頼は得られていないのである。

ヒフティヒフティの対等な関係でないことによる、今は利益を得ても後で不利益を被るのでは・・・などの不安感を与えてしまうからであろう。

高度成長期やバブル期や未成熟な社会ではなくなった今は「人がいい」のは仕事が出来ないけれども、「いい人」でなければ仕事は出来ない”と言う時代になっているのではと思っている。

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コメント: 1
  • #1

    Kasha Felch (木曜日, 02 2月 2017 00:39)


    Great article, just what I was looking for.