振込がビジネスの基本を・・・

最近、仕事現場で挨拶の言葉を発しない、頭を下げることにも躊躇するという人に、何人か出会った。4月は職場などでは新入社員に対し新入社員研修が行われる季節でもある。とは言っても最近は大分減ってきたような気がするが。

中学や高校で「社会の事、仕事の事を教える講座」を十年近く担当しているが、新学期のスタート時にはまず挨拶やマナーや言葉使いのことを研修の専門家を招き、真っ先に教えている。

おはようございますと挨拶をして、頭を下げる。よろしくお願い致します、とありがとうございます、とは自然にすっと言えることが、大切で、ここからすべてが始まるのである。
                
給料や代金の支払いが振り込みになって久しいが、対価としてのお金を直接受けとる機会が無くなり、その重みを感じる瞬間が無くなったことが、マナーを始めとするビジネスの基本の欠如等の原因の一つになっているのではないかと思っている

物を売ったり、作ったり、サービスを提供して直接お金をいただくこと、そしてありがとうございます。又よろしくお願い致しますと頭を下げる。その瞬間に感謝の気持ちが自然とわいてきて、有難みとその重みを感じることがビジネスの基本、仕事の原点なのである
これらの機会が少なくなったことと、これらの現場経験の無い人が増えたことが、研修機会の減少と相まってビジネスの基本が揺らぎ、マナーとモラルの低下へと繋がっていると言えるのではないだろうか。