面と向かうことの大切さ!

若い頃、何度か得意先との取引上のトラブルで謝りに行くという経験をしたことがある。怒っている取引先も面と向かいひたすら謝罪すれば、誠意が通じるのか怒りも徐々に軟化していったという経験を持っている。

 

面と向かえば、困難な状態でも、解決に向かったり、解決への糸口が見つかり、何とかなるものである。

 

逆に、行かなかったり、面と向かわなかったりしたことによって事態はさらに悪化し、取り返しがつかないことになるという経験もしたことがある。

 

最近はIT社会で様々な取引の場面で、人の顔に接しないこと、顔を出さない会社が多いためトラブルが悪化する事態が多くなっているのではないだろうか。

 

人は元来、顔を合わすことによって、直接接することによって友好的な、平和な関係になっていくという習性を持っているのかもしれない。

 

先日毎年のように全国女子駅伝の観戦、応援で沿道にいたが、次々に目の前を必死に走っていく選手に対して、どこの県の選手にでも等しく声援を送っていた。沿道での観戦、応援中は目の前のことは分かるが、全体順位やレースの流れは全く分からない。いやもう勝負はどうでもよくなってくるのである。

 

これがテレビ観戦では全体の流れと順位、しかも上位だけの報道なっている。全く沿道とは違い視点で伝えている気がしてならない。

 

物事はメディアを通してみると、違いを強調し、争いを促し、いつも優劣をつけようとするようなところがある。対立を好み、上下、順位をつけたがるようである。

 

現実、現場は少し違い何事も、直接出会って話すことで理解できることが多い事と同じように、ライブで観戦することに個々の人間的な素晴らしさを感じて魅了されるのである

 

新聞、放送メディア通して見えることは決して全てではない、さらに言えば真実ではないということではないだろうか。

 

ともあれ、IT社会が進展しても、面と向かうことの大切さは、人間としての、社会の基本であると思っているのであるが・・・。