フラットな関係から新時代が

最近行った居酒屋で、嬉しい気持ちになった。結構広い店内なのに、若者で満員だった。店員はどう見ても男性の45人しか見えない、というか居なかったように思う。

 

全員が自然体で機能して接客、注文取り、料理運びをこなしている。客はほとんどが若者のようで、女性も多かった。喫煙する人もほとんど居なくて気分よく飲めて食べることが出来た。

 

友人と話が弾み、夢中になっていたのか、箸を床に落としてしまった。満員で、少ない店員、自分の不注意・・・勿論仕方がないのでテーブルの下から拾ってティッシュで拭き又使おうと思い拾い上げた瞬間、遠くにいた店員がスッ近寄りと新しい箸を渡してくれた。

 

自然で、速やかで、気を使わせない、爽やかな対応をしてくれた。これは最高の接客である。この店に対する好感度は入った時から上がっていたが、さらに急カーブで上昇し、気分がよくなり嬉しくなっていった。

 

友人がここの店員の動きを見ていると、彼らの動きには上下の関係や指示し支持される関係は感じられない、フラットな関係の中でそれぞれが能力や個性を自然に発揮している形である、との言葉に成る程との思いと、いい現場を見せてもらったとの思いになった。

 

3.11以降、厳しさを増す我国の経済や社会も、こんな若い店員を始め、この店を埋めている中にもいるだろう意欲ある若者達で、新しい時代を切り開いてくれそうな、いやもう始まっているのでは、と感じる秘めたエネルギーを少し見た思いであった。