「旬の料理」に店の旬を感じる

 

去年の秋、評判を聞き駆けつけた店である。店主が料理を作り、弟さんが料理を出し接客する、というスタイルであるらしい。

 

数回行っているが店にはこのお二人しか見ていない様な気がするので、いつもこのお二人でやっておられるのであろう。

 

この「旬彩料理・次郎」はここのところ毎年春と秋に、桜と紅葉に託けて出かけるグルメツアーの第五回目として、昨年の秋に訪れた店である。

 

参加者の反応は、その後その店を利用されることで確かめられるが、何名かの方は早速利用されているようである。

 

店の主と接したと言うか話をしたと言うのは、予約の電話を入れる時と店に迎えてくれる時と食べ終わって帰る時に、いつも玄関近くにある調理場からすぐに出てきて、挨拶してくれる時であるが、若くて威勢のいいやる気に満ちた板前さんといった雰囲気の主である。

 

一階はカウンターといくつかの座席になっており、二階には三十名ほど入れる席がある。評判になっているのが和食のコース料理で、夜に4,000円で出されるものと同じものが昼には2,500円で出してくれる。

 

「旬彩料理」と名付けているのがうなずける旬で新鮮な野菜や魚、肉を使った本格的な内容である。味とボリュームも申し分なく大満足である。

 

店の雰囲気、料理の素材や内容、さらに料金設定などに今の時代のニーズを適格に捉えた様々な工夫を感じさせられる。何よりも質の高い料理を提供しながら低価格を保つ、その心意気には感心させられる。

 

出される料理には旬の力がみなぎっている。そして店自体まさに今、旬を感じさせる店である。(2011年6月16日 京都市北区北大路 次郎)(続き・・)(indexへ)